こんにちは。今回は結婚におけるもろもろの手続きをご紹介したいと思います。
なぜ私がこのような記事を書こうと思ったのかというと、スタジアムでのサッカー観戦と仕事に手を抜かず結婚に伴う手続きを並行して行ってみて、かなり大変な思いをしたからです(笑)
毎週末遠征で忙しい、サポーターの皆さまのお役に少しでも立てればと思います。
実際に私が行ったスケジュールと共に結婚にあたり必要な手続きをご紹介していきましょう。
入籍届
これが一番のメインになります。
この書類を出すためには、本人たち以外のサインが必要になるため、思い立ってすぐ出すことが出来ません。かならず事前に用紙を貰い、証人(実際はお父様が多いですかね?)に書いて頂きましょう。入籍届は本人たちと証人2人の合計4人が書くものです。万が一誤字や押印のミスの際に対応出来るよう2枚準備した方が良いでしょう。(実際に我が家も間違えました)
入籍と引っ越しが伴う場合
今回私がこれに該当したのですが、引っ越しを伴う場合、元々住んでいた市町村で事前に転居手続きを行う必要があります。
また転居届は出した市町村と受け入れる市町村との手続きの受け渡しに時間を要するため、余裕を持って準備を進めましょう。
①入籍届と転入手続きを一緒に行う。
②入籍手続き時に転居が伴うことを市役所の方にお伝えして、転居手続きと戸籍謄本をお渡しする。
※戸籍謄本は自分の戸籍がある市町村からの取り寄せになります!住んでいる市町村と戸籍がある市町村が異なる場合には取り寄せに時間がかかるのでお気をつけください!
③入籍手続き完了後に転入手続きの書類を記入する。
③は同じ窓口でそのまま実施します。
先に転入手続きを済ませてから入籍届を提出してしまうと、住民票に二重線を引く手続きが発生してしまいます。その手続きが済むまで入籍届を提出することが出来ないため、タイムロスが発生してしまうのです。
入籍日を決めている場合は特に気を付けましょう。
入籍届を出しても手元に控えが残らない!
ちなみに入籍届を提出しても手元に何も残りません・・・!
そこでおすすめなのが結婚証明書です。
証明書の日付はお渡し日になってしまうようですが、二人の名前と証人の方の名前が入ります。証人として名前を残したい方にお願いすると良いと思います。
免許証の名義および住所変更
免許証は様々な入籍届提出後の手続きにおいて最も有効な身分証明書です。先に免許証の変更をすると必要な手続きをスムーズに行うことが出来ます。
免許証の名義変更を行うためには住民票の写しが必要となります。
住民票の写しの発行は入籍届の手続きを以て発行されますが、私の場合入籍届の提出から3~4時間で住民票の写しを頂くことが出来ました。
ここで大変困ったのが、住民票の写しを頂くために自分の身分を証明できるものがひとつもなかったこと!!
手元にあった免許証は氏名も住所もすべて変更になってしまっていたため、
受け取りたくても受け取りようがありません。市民センターの方に事情を説明しご相談したっところ、免許証の顔写真で本人であることを確認して頂き、無事に住民票の写しを頂くことが出来ました。
警察署での免許証の名義変更は裏面に新しい名前と住所を印字して頂くだけで数分で完了!(休日は混雑していると思われますので注意しましょう)
住民票の写しは回収されてしまいますので、住民票の写しが手元に必要な方は取得する時に複数枚取得するようにしましょう。
会社への申告と保険証の名義変更
入籍届を提出した翌日に会社へ名義の変更があった旨を労務の担当者に伝えて手続きをしてもらいます。
私は住民票の写しを二部取っていたのでその写しで保険証の名義変更がスムーズに進みました。
給与口座の名義変更は銀行での手続きが終わり次第教えてほしいと言われたので(キャッシュカードは回収されてしまいましたが)手続きが完了したその日に会社に一報を入れておきました。問題なく振り込まれていました。
旧姓で仕事を続けるか新しい姓で仕事を続けるかは会社によって異なると思いますが、弊社は選べたので旧姓のまま仕事を続けています。
銀行の名義及び印鑑の変更
免許証の名義変更が終わったら次は銀行です。
銀行へは変更済みの写真付きの身分証、キャッシュカード、通帳、旧姓の認印と新しい名前の認印が必要となります。
ここで苦労したのがキャッシュカードが回収されてしまったこと!
私のキャッシュカードはクレジットカードと一体になっているタイプだったからか、新しいカードが発送されるまでのおよそ2週間、銀行に行かないとお金が下せなくなると言われ、慌てて現金を下ろしました。。
キャッシュカードがない期間は窓口に行かないとお金を下ろせないし振り込めないといったかなり面倒な状況になりました。
幸い、次の給料日までに新しいキャッシュカードが届いたので良かったのですが、給料日の5~10日前だと確実に給料を受け取れず、受け取るためにわざわざ休みを取らなければならない事態が起こると思いましたので皆さまお気をつけください・・・。
クレジットカードの名義変更
クレジットカード会社によって異なると思いますが、私はクレジットカードの裏面に記載されている番号に連絡して、名義変更及び住所変更を進めて頂きました。
まずは電話で新しい住所に変更してもらい、新しい名義に変更するための書類を郵送してもらいました。この手続き自体は数日で出来ました。
新しいカードが来るまでの間の2週間ほどは現状のカードを問題なく使うことが出来ました。ただしSuicaは情報や残高を新しいカードに移行するために使えなかったので少し不便でした。新しいカードが届いたら古いカードにはさみを入れてクレジットカードに送り返して完了です。
ちなみに銀行に確認したこところ、クレジットカードの名義変更の手続きの間に、カード会社引き落とし日が来て、銀行との名義にねじれがあっても問題なく引き落としは進むとのことでした。
マイナンバー通知書名義変更
結婚証明書を受け取るタイミングで市役所に行ったので合わせて名義も変更しました。
旧姓の所に押印の印があり、さすがに旧姓の印鑑は持ち合わせていなかったのですが、写真付きの身分証があれば問題なく手続きを行うことが出来ました。
この際に顔写真付きのマイナンバーカードを発行しようかと悩みましたが更新期限があったことと、免許証と効力が全く変わらなかったので時間の都合もあり、カードの発行は見送りました。
転居届から始まりマイナンバー通知書の名義変更までちょうど一か月くらいでしたね・・。
その間に遠征を2回、関東のゲームを1回観戦したので実際に行ったポイントをここに記載しておきます。参考になれば嬉しいです。
ポイント
①入籍届の証人欄をいつ書いてもらうか。
証人の方に書いてもらうためのスケジュール確保が意外と重要です。印鑑も必要のため必ず早い段階で相談しましょう。
②市役所の土日の開館日を把握する。
戸籍謄本や転居届の手続きをするためだけに休みを取得すると、その分多く休みを取得しなければなりません。市役所はだいたい月に2回程度の午前中に休日の開館があるようですので、必ずチェックして休日開館日に手続きを済ませましょう。
なお転居届は提出してから2週間以内に転入届を出さなければならないため、そこも逆算しておきます。特に本籍地が遠方な方は取り寄せに時間がかかりますので2週間前には取り寄せのための手続きをしておきましょう。
個人的には結婚式が夏だったのでナイトゲーム開催にかなり助けられました(笑)
③平日の休みにどれだけ手続きをまとめられるか。
今回行ったものの中には必ず平日でないと手続きを進められないものがあるため、そこにどれだけの名義変更手続きを重ねられるかが重要です。
なお入籍届は土日でも受理してもらえますが市役所の手続きは週明けの月曜日に実施される可能性が高いです。休日に提出した場合はその日中に住民票の写しを受け取れない可能性がありますので、お住まいの市町村に確認しておきましょう。
どうしても結婚式やこういった手続きを進めるためにスタジアム参戦を見送る花嫁サポーターさんがいらっしゃると思います。しかし、色々な準備や手続きでいっぱいいっぱいになってしまうため気分転換のためにもスタジアムには行った方が良いです。
私は結婚式までの1か月で2回も遠征してしまいましたが、メリハリがついて心を穏やかに過ごすことが出来ました。
悩むことも多いと思いますがおそらく一生に一度ですので楽しい結婚準備&サポーターライフをお過ごしください!
参考:私の結婚式までの1か月間のスケジュール
6月16-17日 | アビスパ福岡戦参戦のため福岡遠征 |
6月24日 | AM市役所に転出届と戸籍謄本を貰いに行く PM町田ゼルビア戦スタジアム参戦 |
7月1-2日 | 本間勲引退試合と水戸ホーリーホック戦スタジアム参戦のため新潟遠征 |
7月3日 | 入籍届提出 住民票の写し回収→警察署で免許証の名義変更 |
7月4日 | 社内にて保険証と給与口座の名義変更に関する相談・申請 |
7月7日 | 松本山雅戦に行けず、泣く泣く自宅観戦 |
7月11日 | AM:銀行にて口座の名義変更及び認印の変更・クレジットカードの名義変更連絡 PM:結婚式最終打合せ 夜に天皇杯があったが最終打ち合わせと重なりテレビ観戦出来ず |
7月12日 | 保険証の代わりの証明書を受け取る |
7月15日 | 結婚式 疲労困憊のため横浜FC戦を自宅観戦出来ず(爆睡) |
7月18日 | 保険証受け取り |
7月25日 | 市役所にて結婚証明書の回収・マイナンバー通知書の変更 東京ヴェルディ戦スタジアム観戦 |
※2018年における調布市→川崎市での転入及び入籍の場合の例です。お住まいの市町村の手続きには本記事と異なる場合があります。事前に市役所に問い合わせしましょう。