マチココロ

サッカー観戦と本業のお掃除、新潟のよいところを綴っています。

アルビレックス新潟

いま、私たちの心が離れたらアルビレックスがバラバラになってしまう

試合終了のホイッスルが鳴った瞬間、
私の周囲は静寂に包まれた。

順位的にはさほど変わらない栃木に対して完敗。
頑張っている選手は見えても得点の形をなかなか見出せなかった。

3失点目のPKはトドメを刺しただけで、2失点目でみんなの心がポキっと折れた音が聞こえた。
最後まで必死に応援を続けたものの、負けているはずなのに後半のロスタイムが長かった。
蟻が列をなすかのように試合終了を待たずして帰路につくサポーターの姿が目に映る。

昨年たくさん苦しい試合を経験してきた。
15位に手が届かない。もがいてももがいても沈んでいく。J2に降格したらどうなってしまうのか怖くて仕方なかった。

だけど、苦しい試合を重ねたはずの昨年よりも栃木戦は辛かった。

戦意を喪失している。
プレーに精度がなくパスが繋がらない。
頑張っている選手以上に、散漫な心でプレーをしている選手がどうしても目に入ってしまう。

選手たちの自信はボロボロどころか砂のようにさらさらとピッチに舞い上がって消えてしまったようだった。

こんな試合もう見たくない。
そう思った。

でも、今私たちの心が離れたら、クラブがバラバラになってしまう。

世間には今のアルビレックス泥舟にしか見えないかも知れない。
私自身、今のアルビレックスが頑丈な舟にも見えないし、航海を楽しめるとも思えない。

泥でも焼いて固めれば海を進めるかもしれない。
泥舟でも指針がわかれば海を渡りきれるかも知れない。
泥舟でも渡りきれたら見える世界があるかも知れない。

選手と寄り添ってこの困難な時を一緒に乗り越えたい。
甘いと言われるかも知れないけど、突き放すのではなく、厳しい言葉を浴びせるのではなく、一緒に頑張りたいんだ。

今度こそ選手たちと共に勝利と喜びを分かち合うために。




-アルビレックス新潟

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マチ神奈川県川崎市在住、東京都調布市出身。
新潟に無縁だったアルビレックス新潟サポーター16年目、家事代行会社入社8年目。
サッカー観戦、本職のお掃除、サポーターとして経験したこと、新潟のよいところを書いてます。