こんにちは。毎週遠征でも安心!Jリーグサポーターのための15分で楽ちんお掃除術ですが、想像以上に反響がありましたので、第4弾を書くことにしました。
なぜお掃除なのかというと、私が新卒入社以来ずっと家事代行サービスの会社で働いているからです。
今はほぼ(?)現場を離れていますが、私が5年間・数百件の現場サービスで培ったお掃除スキルを、週末多忙なサポーターの皆様に引き続き還元出来ればと思っています!
※※ご注意※※
ここでご紹介するのは私がサポーターの皆様向けに考案した時短お掃除術であり、弊社のサービスのスタンダードな清掃方法ではありません!予めご了承ください。
今回は苦手な方が多いトイレです!
トイレは毎日使う場所なので汚れを溜めないようにこまめなお手入れが大切になります!
こちらが我が家のトイレです。比較的トイレはお掃除をしてますが、水滴はねやほこりでざらざらになっておりますね。
ではさっそく、今回使用するおそうじ道具を発表しましょう。
今回のおそうじ道具たち
・ドメスト
・重曹スプレー
・トイレマジックリン
・トイレブラシ(我が家は流せるトイレブラシですが他の物でもOK)
・トイレットペーパー
・トイレクイックル
トイレも汚れに合わせた洗剤の使い分けが重要になります。
使い分けをマスターして気になる汚れをピンポイントでケアしていきましょう。
ポイント1
便器内に洗剤を散布する
すぐにブラシでごしごしする方もいらっしゃいますが、
日常でついてしまう汚れの大部分は洗剤のつけ置きで落とせます。
注目するべきなのは何の洗剤でつけ置きをするかです。
トイレマジックリンはブラシでこする際は有効ですが、つけ置きには不向きです。
今回は粘着性が強いドメストを使用しています。
ポイント2
トイレの拭き取りはきれいなところ&上から
トイレの汚れはホコリ・皮脂汚れ・排泄物の汚れの3つに集約されます。トイレの清掃は洗剤の漬け置きをしたらきれいなところ、人の手を触れるところから始めましょう。
一番最初にお掃除する場所は扉・ペーパーホルダー・棚です。
ホコリの場合は重曹スプレー、手垢等の皮脂汚れはトイレマジックリンを吹きかけて拭き取ります。
ポイント3
手洗場・タンク・便フタの外側と内側のホコリを落とす
ホコリの場合は重曹スプレーを散布した上でトイレットペーパーで拭いていきましょう。
トイレクイックルを多用しても実は便座をきれいに拭き上げることが出来ません。
トイレクイックルにはすでに洗剤が含まれているため、表面の洗剤を取りきることが難しいのです。
通常は大きな汚れをトイレクイックルで拭き取り、最後に濡れ拭き雑巾を使って仕上げます。しかし雑巾で傷をつけず、拭き上げるためには意外と技術が必要です。
ここで私はトイレットペーパーをオススメしたいと思います。
トイレットペーパーであれば柔らかく吸水力もあり、便座などの樹脂素材を傷つけません。
ポイント4
便器内をトイレブラシと洗剤で軽くこする
つけ置き洗剤をしっかり選べば、汚れはつけ置きだけでほぼ落とすことが出来るのです。ただし、まれに汚れが残ります。
その際は自宅にあるトイレブラシと洗剤で落としましょう。私はトイレブラシの入れ物に雑菌が繁殖するが嫌いなので、流せるトイレブラシに買い替えました。
強い汚れでなければこれで十分です。
ポイント5
便座はトイレマジックリンで拭いていく
便座の表側は直接肌が触れるため目に見えない皮脂汚れが溜まります。
裏側と一緒にトイレマジックリンを使ってしっかり落としましょう。
特に便座の裏側に直接トイレマジックリンを吹きかけてしまうと、汚れが思わぬところに流れ落ちてしまうため、汚れが弱い時はトイレットペーパーに洗剤を吹きかけてふき取ります。
汚れが強い時はトイレットペーパーにトイレマジックリンを吹きかけ、気になるところにあてて湿布をしましょう。
ポイント6
便器の周りと床に重曹スプレーを吹きかける
男性が立って使用されている場合には、トイレマジックリンを吹きかけてトイレットペーパーで拭き取ります。そうではない場合には重曹スプレーを吹きかけてトイレットペーパーの拭き取りでOKです。床はホコリの量が多いのでトイレットペーパーの拭き取りではすぐにボロボロになります。厚手のトイレクイックルで拭き取るか掃除機を使うと手間が省けます。
忘れがちですが床から数センチの高さで設置されている巾木はホコリがとても溜まりやすいところです。ここのお掃除をすると印象が明るくなりますので忘れずに重曹スプレーとトイレットペーパーで拭き取っていきます。
知らないと恐怖!トイレの秘密
家事代行の範囲外ですが、存在を全く知らないと大変なことになってしまうので以下でご紹介していきます。
ここ十数年でウォシュレット付きの便座の下が清掃出来るタイプが大半を締めていることをご存知でしょうか?
我が家と同じ便座がスライドするタイプが主流です。その他には手で上に持ち上げるタイプやレバーを回すと便座が上がるタイプなどがあります。
たいていの場合、右側に押しボタンがあり、このボタンを押しながら前にスライドすると便座の下がお目見えします。
ここに汚れが溜まってしまっていることがあります。
ちなみに裏側がこちら。
ここが大変なことになっている場合はさっとトイレットペーパーで拭き取り、すみやかにハウスクリーニングを依頼しましょう。
この便座の素材は大半が傷が付きやすい樹脂で出来ています。専門の洗剤で漬け置きして漂白するしかありません。自分で何とかしようと思っても心身と便座が削られてしまい、思ったほどきれいにはなりませんのでお気をつけください。
ちなみにこのタイプの便座には交換が必要な2つの部品がついていることが多いです。
この脱臭フィルターと
脱臭カートリッジです。
脱臭フィルターは先程の便座をスライドする押しボタンの手前に付いており、右に引っ張ると出てきます。ホコリの汚れだけならトイレットペーパーで拭き取るだけで良いですが、尿などの汚れがついている場合にはトイレマジックリンと使い捨ての歯ブラシなどで清掃しましょう。
脱臭カートリッジは使用後にモーターが作動して便器内の嫌なニオイを消す働きをします。清掃など手入れをすることは出来ず、2〜3年で脱臭効果がなくなってしまいます。
脱臭効果がなくなってからも粘って使い続けてしまうと、嫌なニオイを溜め込み過ぎて嫌なニオイを発生させる原因になりかねないため潔く交換しましょう。
ちなみに交換する費用は数千円でインターネットなどで購入して自分で取り付けることが出来ますが、5〜10年の間に廃番になってしまい生産が終了してしまう可能性があるので多めに買っておいた方が良いかも知れません。
さて稼働15分ほどでおそうじができました!
Before
After
皆様もぜひ試してみてください!