マチココロ

サッカー観戦と本業のお掃除、新潟のよいところを綴っています。

アルビレックス新潟

折れない。折れない。折れない。

やっと止まった6連敗。
残念ながら勝ち点3とはいかなかった。
皆さんには選手たちのプレーがどのように映っただろう。
ピッチまで距離がある味の素スタジアムでも、私の目には、選手たちの闘志がはっきりと見えた。

新加入の大武くんや磯村くんが積極的に声を出してくれて、
セットプレーは1つ1つ丁寧に対応をしていて、
クロスからチャンスを作らせず跳ね返し続けて、

この2週間、勝利のために準備をしてきたことがプレーを見て分かった。

だから私は自分の気持ちも奮い立たせた。
いつも先制点が入ると、
「何とかこの勝ち越している時間を1分でも長くしたい」と思っていた。
それが勝利に繋がると思っていたから。

けれど違っていた。
先制点を取ってもなかなか勝てない。
良い試合をしていても、失点が減らない。
思うように得点を重ねることは出来ない。
悔しさに何度唇を噛んだことだろう。

だから私は先制してから「追加点を取る」としか考えなかった。

今のJ1に新潟よりも順位が低いところはない。
順位で言えば、どのチームも新潟より強い。
小さなミスも失点につながってしまう。個人技のある選手にいとも簡単にやられてしまう。

それならば、1点取られたくらいで動揺している場合じゃない。
相手より1点多く取る。
そして勝つ。

ずっと頭の中で反芻していた。
折れない。折れない。折れない。
チャンスは絶対にある。
そのくらい強い想いが勝てないと思っていたから。

残念ながら勝利を手にすることは出来なかったけど、
連敗は止まった。
時間はかかったけど、最初の一歩が出た。

皆さんはどんな想いでこの試合を見届けましたか。
絶望したでしょうか。
それとも心に希望が灯ったでしょうか。

これからの15試合は厳しい闘いになるでしょう。
その目で今シーズンのアルビレックス新潟を最後まで見届けてください。

私はこのクラブがJ1に在り続けると信じてる。




-アルビレックス新潟

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マチ神奈川県川崎市在住、東京都調布市出身。
新潟に無縁だったアルビレックス新潟サポーター16年目、家事代行会社入社8年目。
サッカー観戦、本職のお掃除、サポーターとして経験したこと、新潟のよいところを書いてます。