開幕以来、4連敗中の愛媛FCに敗戦。これでホームは3戦連続で未勝利となった。
横浜FC戦で素晴らしい試合をしていただけに、ショックが大きい。
横浜戦の雰囲気を作っていたのは関東のサポーターだけではなく、新潟・東海・関西など立地的に様々なサポーターが集結した。
そのサポーターの誰もが3試合勝利のないチームを案じて、何とか勝利を収めてほしいと集まったのだろう。
スタジアムにはアルビレックスを勝たせたいという気持ちが詰まっていた。
愛媛戦の試合後にSNSなどで当日のスタジアムの雰囲気などが聞こえてきた。
私もすべての試合に足を運べている訳ではない。特に全国のアウェーの観戦が中心だったからホームでの観戦は片手で数えるほどだ。
徳島戦に参戦することが難しく、当日ビッグスワ
ンで発信することは出来ないから、このブログで思いをぶつけようと思う。
何年も前からビッグスワンではネガティブな声が度々上がるようになっていた。
昨年の終盤のように勝っている時はまだ落ち着いているが、勝てない試合が続くとネガティブな声が上がり始め、それがマイナスな雰囲気となってスタジアム全体に派生していく。
ネガティブな声を上げている人からすれば、自分たちはプロのサッカーの試合を見に来ていて、納得がいかないプレーは試合結果であれば選手を非難するのは当然だというかも知れない。
スタジアムに足を運ぶ理由は人それぞれだ。しかし、1人のネガティブな声が周りを不快にさせたままで良いのだろうか。
そもそも私たちは何故スタジアムに足を運ぶのだろう。勝利を一緒に手に入れたくて、勝利の瞬間を目撃したくて足を運ぶのではないだろうか。
もし、勝利のためにスタジアムに足を運ぶのではなく、自分のストレスをスタジアムにぶつけるために来ているのであれば、それは多少収入面で貢献はあるものの、クラブの未来にとってマイナスにしかならない。
好き勝手言いたいなら、自宅にDAZNを観戦して言っていれば良い。選手に物申したいのならアルビレッジに行けば良い。
クラブの未熟さに文句を言っているのであれば、海外の強豪クラブの試合を見ていれば良い。
私たちが応援しているのは新潟という街にある、J2に降格したばかりで昇格のために1からチームを作っている、そんなクラブだ。
確かに状況からして、愛媛には勝たなくてはいけなかっただろう。
しかし、1カ月真剣にJ2リーグを見ている人なら分かるはずだが、J2リーグのクラブに順位ほどの実力差は存在しない。紙一重のところで勝つか負けるか、ギリギリの闘いの中で勝利を重ねていくしかないのだ。
「井の中の蛙大海を知らず」は狭い世界に生きていて広い世界のことを知らないという意味のことわざだ。アウェーでの観戦をしたことがない人はビッグスワンの素晴らしさに気付きにくい。
しかし、このことわざには続きがある。
「井の中の蛙大海を知らず、されど空の深さ(青さ)を知る」(https://gakumado.mynavi.jp/gmd/articles/1604)
狭い世界に生きていて広い世界のことを知らないかもしれない。それでも狭い場所でも道を究めれば空の青さを知ることが出来るのだ。
新潟を出たことがなくても知識と理解を深めれば、もっとアルビレックスのために出来ることがきっと見つかるのではないだろうか。
スタジアムでの1人1人の行動がアルビレックスの未来を作っています。
スタジアムでのあなたのアクションは何のための行動なのでしょうか。
連戦です。
徳島戦はすぐそこです。
あなたなりのアイシテルニイガタを選手に伝えてください。
私はアルビレックスの勝利のために全力で選手を後押ししていきます。