試合が始まれば順位は関係ない。
これは私がずっと言い続けていることだ。
どんなチームがどんな状況に置かれていたとしても、
対戦チームには同じピッチで90分の時間が与えられる。
そして試合の結果は実力だけでは語れない。
だからこそサッカーは面白いし、
どんな時でも勝利のために私たちは闘っている。
広島というチームとビッグスワンという場所が重なると、いつも2004年の9月23日を思い出す。
その年は昇格元年でたくさんのサポーターがビッグスワンに詰めかけ続けたにも関わらず、
ホームで勝利することが出来ずにいた。
この時点での勝利がアウェーの4勝のみだったから
ビッグスワンでの勝利なくして残留は出来ない状況だったに違いない。
そんなプレッシャーの中でも選手とサポーターが下を向かず闘い続けたからこそ、
2004年の9月23日の勝利があり、ここからチームは4連勝を上げることができた。
新潟に無縁な私から見て、アルビレックスのクラブとサポーターの関係は一方通行ではないと思っている。
クラブから与えられた試合やイベントをサポーターが体感していくだけではない。
サポーターがアルビレックスのために考え、行動して、想いを共有している。
そしてその想いにクラブも応えて行動を起こしてくれる。
アルビレックスのクラブとサポーターはお互いに繋がり合っている。
片方だけ動かしても糸が結べないように。
片方だけが思いを寄せても通じないように。
みんなが繋がりを求めて動き、繋がったところから行動が生まれて双方向にパワーを生み出して行く。
そこがこのクラブの良いところだと思うのだ。
今日はクラブもたくさんの人に来てもらえるようたくさんの企画を考えている。
サポーターも入り待ちなどを呼びかけ、行動を起こしている。
今日の90分を次に繋ぐために。
アルビレックスのために一緒にアクションを起こしましょう。