マチココロ

サッカー観戦と本業のお掃除、新潟のよいところを綴っています。

アルビレックス新潟

アルビレックスのサポーターが一段と歓声を上げる瞬間

新体制発表会見、そして激励会を経て、
2019年シーズンのアルビレックス新潟が始動した。

新体制発表会も激励会もリアルタイムで配信され、会場に足を運ぶことが出来ないサポーターも選手や社長の言葉に耳を傾けることが出来た。
その中で是永社長や片渕監督、そして多くの選手が口にしたのが「ワクワク」である。

是永社長は新体制発表会でスローガン「走れ!ニイガタ流儀」を発表した際、スローガンに説明を付け加えた。

「アルビレックス新潟のサッカー、ビッグスワンのお客さんが一番喜ぶサッカーを一言で表すとおそらくこれになるのではないかと。サッカーですので当然勝ち負けはありますが、ビッグスワンに来て頂ければ、このワクワクするサッカー、走るサッカー、これをお見せすることはお約束できます。」
※新体制発表会の様子はYouTubeにもアップされている。

是永社長がスローガン発表の中で「ビッグスワンのお客さんが一番喜ぶサッカー」と言い表しているサッカーはどんなサッカーなのか。
10月18日に発売されたエル・ゴラッソに是永社長の記事が掲載された。その中で是永社長はこう言っている。

『(デンカ)ビッグスワン(スタジアム)にくるサポーターがどういうシーンに歓声を上げるかと言ったら、ボールを奪われてすぐに奪い返したときです。中村俊輔選手のロングパスに沸くクラブもありますが、アルビのサポーターが求めているものは違う。熱くて速くて激しいサッカー。運動量で圧倒し、とにかく前へ前へと進むサッカー。』(エル・ゴラッソより引用)

昨年、私は等々力陸上競技場で川崎フロンターレの試合を観戦した。
その際に川崎フロンターレのサポーターがどこに一番沸いたかと言うと、相手をパスワークでキレイに崩して、ペナルティーエリア内に攻め込んだ時だった。

ところが、私たち新潟のサポーターはキレイなパスを通した時よりも、ボールを取られてもひたむきに泥臭く、前へ前へと走り続けるサッカーに一段と歓声を上げるのだ。

今年もまたJ2での闘いとなる。会社として年間予算を5億円縮小しなければならない中、昨年一緒に悔しい思いをした選手の多くが再びアルビレックスのユニフォームに袖を通してくれた。
堀米選手のツイートに心を打たれた方も多いだろう。

そして野澤洋輔選手、チョ・ヨンチョル選手などアルビレックスを深く愛している選手が再び集まってくれた。
彼らはアルビレックスが何を大切にしているクラブなのか分かっている同志のような選手たちだ。

42試合も続くと良い時もあれば悪い時もある。
でも、どんな時も選手とクラブと共に闘い、共にワクワクしたい。

アルビレックスの2019年の冒険はもうすぐ始まる。
私も心を高鳴らせて、2/24の開幕を待ちたいと思う。




-アルビレックス新潟

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マチ神奈川県川崎市在住、東京都調布市出身。
新潟に無縁だったアルビレックス新潟サポーター16年目、家事代行会社入社8年目。
サッカー観戦、本職のお掃除、サポーターとして経験したこと、新潟のよいところを書いてます。