地元のチームでなくても愛することはできる。
それは私が証明していると言っても良い気がします。
このブログで綴ったことがないと思うので補足をしますと、共に東京都調布市育ちでFC東京のシーズンパスを保有する両親を持つ、新潟に無縁なアルビサポです。
私はラモス好きな父の影響で味の素スタジアムが出来たと同時にスタジアムに通うようになった日韓W杯バブルの申し子でもあります。
14歳でアルビと出会い、人生の半分近くをアルビと共に歩んで来ました。(以前も書いたことがあるので、理由についてはまた別の機会に綴ることにします。)
そもそもあなたは今日まで何故アルビレックスを愛してこれたのでしょうか。
おそらくそこにはそれぞれ何らかの形で出会うきっかけがあったのではないかと思います。
それは街に貼られたポスターだったかも知れないし、
テレビ中継だったかも知れないし、
タダ券がきっかけの方もいるでしょう。
私と同じように、両親にスタジアムへ連れられて行ったかも知れません。
しかし、それはアルビレックスと接点を持つ機会だけで、誰のところにも縁は転がっていたのではないでしょうか。
人生色んな縁と出会う中で、それぞれがオレンジのユニフォームを身に纏ってこのクラブを応援する道を選びとってきたのだと思います。
縁を繋ぎ続けることは簡単ではありません。
人生で様々な転機がある中で大切に繋ぎ止めて来たのではないのでしょうか。
私自身で振り返ると、本人の意志に関係なくスタジアムから遠ざかっていた時期はありました。
中学生・高校生の時は、両親の心配から自由にスタジアムに行くことができませんでした。
1人で遠出をしたことがなかったこともあったし、大切にされていた分、心配もあったと思います。
社会人1年目の頃は指導をしてくださる先輩社員がいないと仕事が進めることが出来ないため、自分でスケジュールをコントロールすることは困難でした。
そしてこれからは大切な後輩が増えた分、どうしてもスタジアムに足を運べないことが出てくると思います。
私1人を振り返っても、
どうしてもスタジアムに足を運べない時期はありました。
それでもアルビレックスとの縁を繋ぎとめてまたスタジアムに帰って来ました。
私たちとアルビレックスが出会ったのは偶然だったかも知れません。
でもその出会いから共に月日を重ねていくことは容易ではなかったはずです。
そして未来にも困難は待ち受けてるかも知れません。
だからこの仲間とアルビレックスと、
この瞬間に同じ思いで試合を闘う事が出来るのはなんて素敵なことなのでしょう。
ガンバ大阪戦の勝利でFacebookにもTwitterにもみんなの笑顔が溢れていました。
試合終了のホイッスルが鳴った時、
テレビの前の私もスタジアムにいるみんなも泣いていました。
みんなの縁と想いが重なって掴んだ勝利。
残り5試合も悔いがないように、未来のために戦い抜きたいと思います。
最後に流す涙はうれし涙でありますように。